皮膚がんの種類

 

皮膚がんには、大きく分けると「表皮がん」(ひょうひがん)と「悪性黒色種」(あくせいこくしょくしゅ)があります。

 

表皮がんは、比較的悪性度の低いがんに、悪性黒色種は悪性度の高いがんに分類されます。
悪性黒色種とは、色素細胞(メラノサイト)が悪性腫瘍化してできるもので、皮膚がんの中で最もたちの悪いがんだといいます。

 

表皮がんは、比較的高齢者に多く、ゆっくり進行し、転移しにくいといいます。そして悪性黒色種の場合は逆で、転移しやすいとのことです。たちが悪いのでこの場合は注意が必要です。

 

ほくろだと思っていたものが実は「悪性黒色種」だったケースが結構あるのです。日頃からこまめにチェックすることは早期発見に繋がるので定期的にチェックしましょう。

 

皮膚がんの一種である「悪性黒色種」は、どこの皮膚にも発生しますが足の裏に発生することが最も多いようです。原因のひとつには紫外線と言われており、紫外線を浴びることによって皮膚にできるのですが、前からあったほくろに発生するケースもあります。

 

予防方法として日光に長期間あたらないように注意しましょう!ほくろを針で刺したり、刃物で削ろうと刺激を与えたりすることは絶対に駄目です。気になるほくろがある場合はすぐ病院へ行きましょう。

 

新しくほくろができた場合も、悪性黒色種なのかチェックしてみましょう。大きくなったり、不規則な形であったり、色が濃くなったり、炎症、出血、点状が変色したり、かゆみがあったり痛い場合は、注意です。

 

その場合には放置せず病院で診てもらいましょう!「悪性黒色種」は、早期発見、早期治療が大切です。